トレードの勉強中、誰しも一度は「自分はトレードで成功できるようになるのだろうか?」という不安を抱いたことがあるかと思います。
そんな時、自分自身の目的意識とモチベーションによって、または、トレーダー仲間の存在によって乗り越えられたかもしれません。
しかし、世間でよく言われている、トレーダー全人口の約5%しか勝ち越すことが出来ていないという、絶望的に低いパーセンテージ。
当初はその5%に自分は入るはずと意気込めたかもしれません、しかし、ずっと勝てない、勝ち切れない状態が続き過ぎると、心が折れそうになったり、チャートを見たくなくなったり。
「本当に自分はこのままトレードを続けていてもいいのだろうか?」
そんな状態に陥っていたら、まずは下のリンクの記事をお読みください。
トレーダーに向く人、向かない人の診断法そして、向き不向きをクリアしたなら、具体的に「あなたが行っているトレーディングが正しい方向に進んでいるか?」を知る、最も簡単な方法をお伝えしたいと思います。
目次
今、トレードの勉強をしているあなたの成功確率
まずは、勝ち組5%という数字ですが、実際は、まったく相場の勉強もせずに取引を行っている者が80%はいます。
勉強もしないでトレーダーという超専門職には成れないので、勝ち組5%は、勉強をしている20%の中から排出されます。
単純計算すると、今トレードの勉強をしているあなたの成功確率は、25%に跳ね上がります。
少しは安心できましたか?
ということで、核心の診断法です。
自分のコトは自分の肉体に訊け!
トレードをしていて、心臓の鼓動が早くなったり、呼吸が浅くなったり、顔が紅潮したり、発汗したり、前頭葉が痺れたり、体が硬直したり、胃痛など、緊張状態にあるようなら、それはダメなトレードです。
今、勝ち続けているとしても、間もなく大負けします。
無理をしている、無茶をしているのが分かっているから、ドキドキするし、苦痛を感じてしまうのです。
何事もそうですが、
ストレスや不安、恐怖を感じていると、冷静さを欠いて、悪い結果に誘導されます。
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トレードを行うに際して、当然「仕事に取り組んでいる」という緊張感は必要です。
しかし、恐れや不安という意味の緊張は違います。
もし今、そういうストレスを抱えつつトレードに臨んでいるなら、それはあなたを不幸に導く手段となっています。
常勝トレーダーは、トレードを行うのに、そういうストレスと緊張感は感じていません。
たとえ連敗しようと、それは「確率論」「不確実性の確実性」と心底理解しているので、次のトレードに影響しません。
逆に、連勝しても確率の中なので、浮かれ立つことはありません。
ワクワク楽しいというのを通り越して、リラックスしています。
リラックスして行えることが、良い道です。
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注意⓵ 逆指値を外して、ホッとするというのは、リラックスではありません。
注意⓶ 理由の分からない勝ちを重ねて、気分が高揚するのも危険信号です。
トレードを毎日の歯磨きレベルに!
まず、「自分はどこで不安を感じ緊張するのか?」を正確に把握するために、トレード日記をつけることです。
そして、ルーティーンワークになるまで、検証作業とデモトレード期間をしっかりと取ることです。
トレーディングを毎日の歯磨きのように、フラットな感情で行えるようになればOK。
そして、正しくしっかり(ルール通り)磨くこともお忘れなく。
- 歯磨きで緊張感がある場合って、口の中や歯に痛みを感じる何かがあり、「普通に歯磨きをしてはいけない」「手当しなきゃいけない」状態だったりしますよね?
トレードも同じく、緊張感があるときは、やってはいけない要素があるからです。
自分自身の肉体の反応に意識的になって、トレードの精度を高めていってください。