「自分がエントリーすると、必ず逆行するのはなぜ？」とお悩みの方へ。
その「逆行」は、どんな「逆行」でしょうか？
何pips逆行しましたか？
トレンド中？ レンジ中？
動き方は？
時間はどのくらいかかりましたか？
同じ逆行でも、様々なパターンがあります。
まずは自分の逆行パターンを明確にするところから始めましょう。
目次
あなたの逆行は、どんな逆行？
10pips程度の逆行から、30pips以上の大幅な逆行まで、段階があると思います。
その逆行の度合いによって、戦略はまったく変わってきます。
例えば、
10pips程度の逆行で、いつもビビり撤退をしてしまい、結局は順行してしまうという場合は、メンタル負荷のかからないポイント（押し目買い、戻り売り）で、エントリーできるようトレーニングをすれば良いだけです。
むしろ、あなたの相場環境認識能力は高い方だと言えるでしょう。
⓵のポイントでエントリーすると、同じような価格でエントリーは出来ても、一度プラスになってから戻ってくるので、焦りが出てしまう。
⓶のポイントでエントリーすると、すぐに逆行されてしまい、本当にエントリーすべきポイントで撤退してしまう。
メンタル負荷を軽減させる、戻りポイントでのエントリーを心がけましょう。
そして、最も問題のある逆行パターン、一度もプラスになることなく、常に30pips以上の逆行をするようであれば、相場分析が出来ていないということになりますので、改めて勉強をしなおす必要があります。
簡潔に「ダウ理論」の要点を押さえる
直近20エントリー分のデータを洗い出せ！
まずは、自分がどのレベルの逆行エントリーをしてしまっているかを知る為に、直近20回分のトレードのデータを出してください。
（データの数は多ければ多いほど良いので、少なくとも20回分）
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●損切りしてから目標に到達したもの、しなかったもの
●エントリーしてからの最大逆行pips、最大順行pips
自分のトレードスタイル（スキャル・デイ・スイング）の範囲内で時間を区切り、正確なpipsを書き出し、それそれの平均値を見ます。
エントリーから逆行の平均値が、順行の平均値より多かった場合、もしくは、逆指値にかかってから順行するパターンが多い場合は、その手法を見直すか、その手法を理解できているかを確認して下さい。
プロトレーダーとしてのスキルを身につけるためには、常に具体的数字による、データ取集＆割り出しの習慣をつけて下さい
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「トレード日記」をつけると、負けが減って利益が増える！
トレンド中とレンジ中、苦手なのはどっち？
トレンド中もレンジ中も、常に逆行されるのなら、やはり相場の勉強のやり直しですが、トレンドかレンジのどちらかが苦手と分かっている場合、解決方法は簡単です。
苦手な相場はやらないことです。
トレードは、負けをいかにコントロールするかの作業ですので、苦手意識のある相場はやらないようにすれば、勝ちは積み上がってゆきます。
「自分は、トレードで稼ぎたいのか？ それとも、刺激が欲しいだけなのか？」
早く稼げるようになりたいのなら、カッコよくやりたいという興奮は捨てましょう！
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デモトレを活用することが成功の近道である理由
逆行のしかたによって、心の状態が違う
あなたは、逆行をされた時に、どういう対応をするか決めていますか？
基準を割ったら損切りをする、というのは当然として。
逆行のしかたによって、心の状態って違いませんか？
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●ジワジワ逆行されるパターン
●含み損と含み益の繰り返しをされながら逆行されるパターン
●急激な動きで逆行されるパターン
もしあなたに、損切りが上手くできる時と、出来ない時があるなら、その時の逆行のしかたを洗い出してみてください。
あなたにとって、苦手な逆行パターンがあるはずです。
「ジワジワ逆行だと、損失のふくらみ方がゆっくりなので、損失の金額にもジワジワ慣れてしまって、どうにもならないところまで切れなくなってしまう」
「含み益と含み損を繰り返されると、期待感と絶望感が交互に来て、気持ちのアップダウンがひどくなり、利食いも撤退も出来なくなってしまう、結果大きな逆行に巻き込まれる」
「急な大きな動きに頭が真っ白になってしまい、逆張りナンピンをして、さらに悪化させてしまう」等々。。。
そうならないようにするには、どういう考え方を導入すればよいか？ を研究してください。
こればかりは人それぞれ、生活も性格も違いますので、自分で研究するほかありませんが、メカニカルに撤退する一番の方法は、
自分が許容できる範囲の逆指値を、必ず入れておくことです。
名前
もちろん、フル逆行も想定していますので、想定内の出来事には、頭が真っ白にはなりません
また、私の許容できるマイナス（逆指値）は-15pipsです
心臓の鼓動は、勝てるトレードと負けるトレードを教えてくれる！
逆行対策まとめ
エントリーから10pips程度の逆行なら、エントリーポイントの見直しをすればＯＫ
エントリーから30pips以上の逆行なら、相場の勉強のやり直し
自分の逆行パターンを認識するために、直近20トレード分のデータから、平均逆行pipsを割り出す
＜トレンド中・レンジ中＞苦手な相場でトレードをしないこと（両方苦手の場合は勉強のやり直し）
＜ジワジワ逆行・損益往復逆行・急逆行＞判断能力が鈍る逆行パターンを洗い出して、自分の性格と生活に合った対策を立てる
メカニカルに逆行から逃れるためには、自分が許容できる範囲の逆指値を必ず入れておく
