秒で稼ぐ!「スキャルピング」が、最も簡単で安全なワケ

トレードには、大きく分けて3つのスタイルがあります。

    スイング・トレード(Swing trading)
    日をまたぐ、週、月、年スパンででポジションを保有する。
    一回のトレードで、100pips以上を狙う。

    デイ・トレード(Day trading)
    数十分から数時間、長くても、その日のうちに決済をする。
    一回のトレードで、10~100pipsを狙う。

    スキャルピング・トレード(Scalping trading)
    数秒から、長くても数分で決済をする。(デイトレードに入る)
    一回のトレードで、1~数pipsを狙う。
    頭皮を意味する英語のScalpが語源で、インディアンが人間の頭皮を引っかき剥がすようであることから、その名がついた。

もしあなたが、これからトレードを始めようという初心者ならば、短期決戦型の「スキャルピング」を、おススメします!

なぜなら、3タイプ中、最も簡単で安全性の高いトレード法だからです。

今回の記事では、スキャルピングが、いかに簡単かつ安全なトレーディング方法なのかを、解説してゆきたいと思います。

自分に合う「トレードスタイル診断法」と「手法&インジケーターの選び方」と「専業 or 兼業」

スキャルピングが最も簡単なワケ

一見、スキル習得が難しそうなスキャルピング(略してスキャル)ですが、実は、近い未来(数秒後や数分後)の見通しを立てることの方が、長期の見通しを立てるより、はるかに簡単なのです。

今ここから、数pips動くポイントを見つけられればOK。
その後どちらに進もうが、スキャルパーにとっては、正直言って、どうでもよい話になります。

意外と思われるかもしれませんが、稼いでいるスキャルパーは、現在価格を知らない人が多いです。

スキャルは、上下当ての反応取りトレードですので、極端に言えば、チャートパターンを、絵(デザイン)として認識している傾向があります。

1~10pipsほど動くポイントを見つける指標は、水平線でも、波の形状でも、インジケーターでも、自分自身が認識しやすいシグナルさえ決めれば、あとは反射神経を磨いて、同じことの繰り返しです。

アクションゲームの必殺技コマンドを押している感覚かもしれません。

スキャルピングが最も安全なワケ

相場の世界では、いつ何が起こるか分かりません。(この記事を書いている今ですが、まさに、世界恐慌が始まっています)

相場に滞在している時間が長ければ長いほど、年に数回はある大相場に巻き込まれる確率が高くなります。

特に、日をまたいで、月をまたいでポジションを保有しているスイングトレードは、初心者にとっては、かなり危険です。

「だいたいな所でポジション持って、長く放置しておけるから楽~」という感覚でスイングを捉えているとしたら、大きな間違えです。

スイングは、長期的な相場の方向性を割り出さねばならないので、相当の知識と技術力が必要である上、世界情勢の先読みを常にしていなければなりません。

どこで利益を確定して、現金に替えておくかを見極める決断力も必要です。

また、広めのロスカット幅を取っていることが多く、もしくは、逆指値自体を入れていない場合が見受けられるので、万が一の時に受ける損失は大きいでしょう。

相場が逆行し、含み損が膨らんでも、切るに切れず、「戻ってくれ~」とお祈りしながら、そのまま強制ロスカットされて退場というのは、よく聞く話です。

それに引き換え、スキャルは、数秒から数分(長くても20分以内)で、相場から出てゆくスタイルですので、大相場に巻き込まれる確率が非常に低くなります。

たとえ一日中トレードをしていたとしても、一回一回の損切幅が小さいので、突然の事態に巻き込まれたとしても、損失はかなり少ないはずです。

例として、一回の利食い目標を1~数pipsくらいに設定してるスキャルパーの損切り幅は、だいたい-1pips前後です。

中には、「逆行-0.1pipsも許さない!」というトレーダーもいます。(スプレッドは省いて)

反応するべき場所で入っているはずなので、少しでも逆行したら「違う」ということになり、速攻で見切るのです。

ということから、本来、スキャルは勝ちやすいので、多くのFX業者が「スキャル禁止」にしている理由が分かるかと思います。

スキャルピングOKのFX業者

GMOクリック証券 FXネオ
取引ツール「はっちゅう君」の使いやすさはスキャル向き!


ヒロセ通商 LION FX
スキャルを公式に推奨している業者です。


JFX
スキャルピング オッケイ!


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スキャルピングの注意点

ルールに基づいた、根拠のあるトレードであることが大前提ですので、無秩序なトレードは、スキャルの強みを生かすことが出来ないどころか、細かい損失を大量発生させてしまうことになりますので、ご注意ください。

スキャルでトレードしているはずなのに、途中で、目標や損切り幅を広げてしまうなどをし始めたらNG!
スキャルのサイズ(保有時間も含め)で完結してこそ、スキャルです。

頻繁にエントリー&エグジットを繰り返すので、常にマウスクリックしてポジションを持っていないと気が済まなくなる、いわゆる「ポジポジ病」にならないように気を付けてください。

スキャルパーのスキルが高いワケ

スキャルは、ちょっとの時間でサクッと稼いで終わりにすることも可能ですが、日に数十回、100回以上行うトレーダーもいます。

一日に数回のデイトレーダーや、数週間、数カ月に数回のスイングトレーダーに比べて、トレード回数が圧倒的に多い分、尋常でないスピードでスキルアップしてゆくのが、スキャルです。

以上の理由から、FXトレードを学ぶのなら、最初はスキャルピングを推奨します!
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